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Yousuke Inagaki

屏風〜子どものための(笑) No.523 (画材・技法)

2010年09月01日(水)
写真を整理してたら、こんな画像が見つかった。前に関ヶ原に行ったとき、関ヶ原町歴史民俗資料館で撮ったやつ。
子どものための…と書いてあるけど、子供にとっては難しかろう(笑)日本画やってても知らない人はけっこういるはず。という自分も、一双、一隻などは知ってたけど時間推移は右から見るって知らなかったんです(∂∂;)

楮(コウゾ)の木 No.274 (画材・技法)

2007年06月24日(日)
紙の原料となる楮の木。切る前の木を見たのは初めてだった。高さは大人の背よりも少し高いくらい。葉っぱは大きなもので15cm程度。
紙の原料にするためには一年ごとに切ったものを使うらしい。何年もたったものでは皮が固くなってよくないのだそうな。


今回お世話になった和紙体験工房
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●埼玉伝統工芸会館
〒355-0321 埼玉県比企郡小川町大字小川1220
TEL0493-72-1220 FAX0493-74-2636

↑おばちゃんがお手本に漉いてみてくれます。そのワザの安定感は自分でやってみるとよくわかる…(T_T)

●東秩父村和紙の里
〒355-0375 埼玉県秩父郡東秩父村大字御堂441
TEL0493-82-1468 FAX0493-82-1334

↑楮の木はここで見れました。和紙工房の他にも、和紙を作っていた昔の民家が保存されています。
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どちらも東京からすぐです。車なら池袋からでも2時間くらいかと。桶川からは2時間かかりませんでした。

和紙を作る No.273 (画材・技法)

2007年06月24日(日)
今日は和紙作りに来ております。
埼玉県は小川町。8名のメンバーで挑戦。
まぁ簡単にはできないとは思ってたけど、…実際、めっちゃむずかしいっスわ!!(`ロ´;) なんだこりゃーっ!? 和紙をすく工程だけでも、まったく思い通りにいかない…。職人さんが見せてくれたのとはリズム感がまるで違う。。。一応は紙になるもののね。
画像は和紙すきに挑戦中の○○くん。みんなそれぞれ苦戦の仕方が違って面白い(笑)

ドーサ(礬水) No.240 (画材・技法)

2007年05月27日(日)
ドーサ(礬水)
日本画描いてる人にとっては神の液体みたいなもんですね〜。
まずこれがないと紙に絵の具を乗せることすらできないし…('-'*)つっても紙を漉く時点でにじみ止めをしてある紙もあるけど。。

それでも、絵の具の着きが甘い時や、箔を貼る時にも大活躍なわけです。
ドーサは膠水に明礬(ミョウバン)を入れて作ることは大学などでも最初にならいますが、なぜミョウバンが必要なのかっつーこと。

ただの膠水ではなく、ミョウバンを入れるもっとも大きな(と思う)理由は融点が高くなるということ。水に溶けにくくなるし、吸収性もなくなる。これはデカイ。また、たんぱく質を凝固させる性質もあるので、膠が解けにくくなるということでもあるんだろう。
以前、ミョウバンは分子を均等化させる効果がある、とも聞いたことがあるけど、いろいろ調べてもはっきりそれとわかる内容の書かれたものを今まで見たことがない。。。ただ、ベーキングパウダーなどに助剤として、重曹の拡散を助ける役目があるということは見たことがあるので、そういう効果もちゃんとあるのかもしれない。

ちなみに、ミョウバンといっても実はけっこうな種類がある。ひどいときは重曹と混同されることもあるけど、塩ってことではそんなに間違ったものでもない…のかな?
でも種類も多いし、同じものでも呼び方が違ったりしてイマイチ全体像がつかみにくいのが混乱のもとなのではと思う。
・ミョウバン
・焼ミョウバン
・クロムミョウバン
・鉄ミョウバン
まだまだ他にも種類は多いみたいだ。で、これらの中で主としてドーサに使うのは一般的に言うところの生ミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム12水和物 AlK(SO4)2・12H2Oだ。焼ミョウバンを、ただ生ミョウバンを砕いて粉末にしたものだと思っている人が時々いる(おれも最初はそう思った笑)。だから、同じじゃないかと。でも焼ミョウバンはかなりの高温で生ミョウバンを焼いて12H2Oを取らなくてはいけない。ということは、結晶体になっているものが生ミョウバンAlK(SO4)2・12H2Oで粉末状のものは焼ミョウバンAlK(SO4)2という、結局わかりやすいことになるのだ。

加えて、「ドーサを使いすぎると紙が傷む」というのは、ミョウバンが酸性だからです。前にリトマス紙で実験したことがあるけど、バッチリ酸性でしたよ…(T_T)

画材や技法 No.239 (画材・技法)

2007年05月27日(日)
最近部屋の掃除をしていたら、大学時代のノートが出てきた。
うーん、ちゃんと勉強してますねー。
大抵は覚えてるけど、こんなこと勉強したっけ?ってなこともある。

雑学好きなこともあって絵の具やら素材やらについてはけっこう調べるほうだ。
大半は絵を描く上で、特に知らなくてもいいことばかりだけど、時々はお世話になる知識もある。

このサイトも、案外たくさんの人が見てくれてるし、日本画を勉強している人も見てくれてることだろうと思うので、おれの知ってることはちょこちょこ書いていこうかな、と思います。普段ほんとどーでもいいようなことしか書いてないからね…(-_-;)

なので、カテゴリに画材・技法を追加しました( ´▽`)
ちなみにFe2O3は酸化第二鉄、ベンガラです。前はよく使ってました。

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